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B-017_東南アジア最前線! つかめ!ASEANドリーム!Vol.1

東南アジア最前線! つかめ!ASEANドリーム!Vol.1

近年、何かとHOTな話題が多い東南アジア。

日系企業の投資拡大、消費市場の成長、訪日観光客増加に伴うインバウンド需要など、実に様々な分野で新しいビジネスが生み出されています。

急成長するASEANビジネスを成功させるためのキーポイントとは何か?

「ことば」と「コミュニケーション」の観点から、ASEANビジネス成功の法則を探ります。

アセアン経済共同体~AEC~

AECという言葉をご存知でしょうか?
ASEAN Economic Communityの略称で、日本語では「アセアン経済共同体」と訳されています。
AECは、ASEAN圏内における「ヒト・モノ・カネ」の流れを自由化し、圏内の経済活動を促進することを目的に、2015年11月に発足しました。
わかりやすく言うと、EU(欧州連合)のアジア版のような枠組みで、世界有数の経済規模になります。

東南アジアと言えば、2010年以降、チャイナ・プラス・ワン(+1)戦略の有力候補として、日系企業が急速に投資を拡大してきたように、安い労働力を生かした生産拠点というイメージが目立ちましたが、AECの発足により、圧倒的な消費人口を有する消費市場圏として世界の注目を集めています。 

そもそも「ASEAN」って?

ASEANは「Association of South‐East Asian Nations」の略称で、日本語では東南アジア諸国連合と訳されています。
日本語だとちょっとややこしいのですが、実はASEANは東南アジアの総称ではなく、この「Asian Nations」は東ティモールを除いた10各国を指しています。

ASEANは、1967年に加盟国による相互援助および経済交流を目的に発足し、発足当初は、タイ、シンガポール、インドネシア、マレーシア、フィリピンの5か国だった加盟国も、1984年にブルネイ、1995年にベトナム、1997年にミャンマー、ラオス、そして1999年にカンボジアが加わり、今では10ヵ国となりました。

(※外務省ホームページより)

日本との関係はというと、1997年以降のASEAN会合に中国、韓国と共に出席し、アセアン・プラス・スリー(ASEAN+3)として、様々な技術支援や投資を行っており、密接な関係を築いています。

貿易額もどんどん増えており、今やASEANは日本にとってなくてはならないパートナです。

(※外務省ホームページより)

また、2013年の日・ASEAN友好協力40周年事業では訪日観光ビザの取得要件が大幅に軽減され、2015年以降、訪日観光客の数は増加の一途を辿っています。

豊かな多様性

当然と言えば当然ですが、10ヵ国から形成されるASEANは、非常に豊かな多様性を持っています。
人種、言語はもちろん、宗教や文化、経済の発展状況も各国ごとに異なります。
中には、インドネシアのように、同じ国でも様々な言語や宗教が共存しているケースも少なくありません。多様性を理解し、各国の違いを知ることが、ASEANビジネス成功への第一歩です。 

次回はASEAN諸国で使われている主要言語を紹介します。

 
前田耕二

前田耕二

KI Hong Kong, Limited 取締役。 川村インターナショナル香港現地法人の代表として2012年より香港にて勤務。 中国語および東南アジア言語のローカリゼーション業務に従事。

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